車検コラム・整備情報や豆知識など




ヘッドライト黄ばみ

車検情報

今年6月よりヘッドライトの検査が厳しくなりました。 それに伴いヘッドライト表面の劣化による光度不足の為不合格となる車両が頻発しております。

弊社では車検に通らない場合のヘッドライト磨きはサービスにて行っております。 ただし手作業での簡易研磨ですので見た目と持ちはそれ程良くはありません。

有料とはなりますがご希望により機械での研磨及びヘッドライトコーティングも承っておりますのでご希望の方はご相談下さい。

BMW DSC警告灯

車検情報

本日お預かりさせて頂きましたBMW X5ですが、残念ながらDSC警告灯が点灯しておりました・・・ DSCとは、欧州車では必須の横滑り防止装置の略で、メーカーにより呼び名が異なりますが要は不測の事態に車両が不安定な状態になった時に、 瞬時にコンピューター制御により車両を横滑りさせないようにしようとするシステムの事です。

この警告灯が点灯している場合はそのシステムが何らかの原因により故障している事を示しています。 しかも修理するにはメーカー修理で数十万円の出費! いくら高級車なので維持費が高いとは言え、これは厳しいですよね。 また平成30年2月より警告灯が正常に点灯・消灯していないと車検を受けることが出来なくなってしまいましたが、これも修理しないと車検を受けられないのでしょうか・・・ そんな方は一度弊社へご相談下さい。



車検切れについて

車検情報

うっかり車検が切れていませんか?お引越しなどされた場合は前回車検を受けた業者から通知が届きません。 もちろん国や警察などの公共機関からも車検が切れる旨の通知や案内は来ません。念の為車検証左下に記載の車検有効期間をご確認下さい。

因みにフロントガラスに貼ってある丸いステッカーは法定点検の期日ですので車検の期日とは異なります。 必ず中央の四角いステッカーか車検証にて確認してください。万一切れていた場合は即弊社宛ご連絡下さい。 弊社にて仮ナンバーを手配の上引き取りにお伺い致します。お客様にて動いて頂く必要はございません。 そのまま運転すると重い罰則が待っていますのでご注意ください!



フォルクスワーゲントゥアレグの水漏れ修理

整備情報

今回お預かりさせて頂きましたフォルクスワーゲントゥアレグ。助手席のワイパーが動かないのと雨の際に助手席に水が浸入するとの事。 水漏れは良くある話ですが助手席のワイパーのみ動かない事例は今までありませんでした。

とりあえずワイパーリンクをチェックすべくバラしましたがチョットマッテ!よく見ると助手席のワイパーの付け根のナットが緩んでいるではありませんか! 増し締めすると問題なく作動しました・・・

この調子で水漏れもチェックしましょう。助手席のタイヤハウスをバラすと、サンルーフからの雨水を逃がすゴムのドレーン(排水溝)が見えてきます(写真)。 取り外してチェックすると、案の定ゴミが詰まっておりました。

綺麗に掃除して取付た所、うまく水が流れる様になりました。どちらも意外と安上がりで済みお客様も大満足でした。



タイヤはみ出し基準についての補足

車検情報

先日お伝えしましたタイヤのはみ出し基準についてですが、あくまでもタイヤ部分のはみ出しに関しての話です。 ホイール等の金属部分は少しでもはみ出していたらNGとなります。

例えば太いホイールにホイールより細いタイヤを引っ張って装着している場合。 この場合タイヤ側面のゴム部分よりホイールのリム部分の方が外に出っ張ってしまいますので、 フェンダー部分から重りのついた糸を垂らしてホイールリムに接触すれば車検不合格となりますのでご注意下さい。



バスの定員変更

車検情報

本日は幼稚園バスの定員を減らして中型免許で乗れるようにして欲しい、との珍しい案件のご依頼を頂きました。

何でこんな事をするのかとお尋ねしたところバスの運転手が不足していて求人募集をしたのですが、大型免許を持っている方が現れず止む無く普通免許(平成19年以前に取得された方)で乗れる中型車に変更したいとの事でした。

バスの規定は乗車定員大人30人以上は大型、29人以下は普通となります。そこで座席数を減らす構造変更をするのですが、子供用の座席は3人分で大人2人と計算されます。 この幼稚園バスは運転手以外に大人2人の座席があり、子供用の座席が49人です。子供用の座席をいくつ減らせば大人定員29人以下の普通に変更できるのでしょうか??? ここからは数学の問題ですね・・・うーん、久しぶりに数学の計算をしました。 答えは10席減らして39人です。計算通り座席を外して構造変更。無事に納車させて頂きました。



長期間乗らない場合のバッテリー保護について

整備情報

出張などが多いお客様にありがちなパターンですが、数か月乗らなかった為にバッテリーが上がってしまい、その都度新しいバッテリーに交換しているお客様がいらっしゃいます。 バッテリーも安くはないのでそれでは不経済極まりありません。

もし数か月乗らない事が分かっている場合はバッテリーのマイナス端子を外して下さい。通常10ミリのスパナで簡単に外すことが出来ます。 外した端子はバッテリーのマイナスの突起に触れない様にして頂ければ大丈夫です。

乗っていないのになぜバッテリーが上がってしまうかというと、車にはナビや時計などのエンジンを切っていても作動している電装品があり、微弱ながらバッテリーの電気を使っているのです。 バッテリーのマイナス端子を外せばそれらの微弱な電気は流れませんので数か月乗らなくてもバッテリーの電気は減りません。ただしナビや時計などはリセットが必要となります。



乗用車のタイヤはみ出し基準が緩くなりました

車検情報

今年規制緩和により車検不合格個所だったタイヤのはみ出しが若干ゆるくなりました。 それから初めて、ツライチか若干はみ出てるかな?位の車両が入庫したのでそのまま検査に行きました所、まんまとNGでした。 規制が緩くなったから良いんではないかと検査員に尋ねたところ、貨物と軽自動車は適用外との事。そうです。今回持ち込んだ車両は4ナンバー(貨物)だったのです・・・

事前の勉強不足でした(T_T) もう一度申し上げますが、乗用車のみです。軽と貨物は対象外ですのでご注意下さい。



ヘッドライトの光軸検査が変更されました

車検情報

平成30年6月より車検時のヘッドライト光軸検査の規定が変更されました。 平成27年よりヘッドライトの光軸検査は下目(ロービーム)での測定となりましたが、「下目での測定が困難な車」に関しては無条件で上目(ハイビーム)での測定が可能でした。

しかし今回「下目で測定が困難な車」でも、ある一定の基準を満たしていないとハイビームでの検査に移行出来なくなってしまいました。

これによりヘッドライト光軸検査で車検不合格や再検査となってしまう車両が増加する事が予想され、車検場も混み合ってしまうかと思います。 車検屋としてはうんざりしてしまいますが、これにより少しでも歩行者の安全に繋がるのであればいたしかたありません。



エアバッグのリコール未実施車は車検が受けらません

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2018年5月よりタカタ製エアバッグのリコール未実施車は車検を受けることが出来なくなりました。 ご自分のお車が対象かどうかは以下のサイトでチェックできます。

エアバッグリコール検索

もし未実施で車検の期日が近い場合は速やかにディーラーへ連絡してください。 そんなこんなでディーラーも混み合っておりすぐに対応して貰えない場合がございます。